インプラント治療

むし歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合には、インプラントや入れ歯といった補綴(ほてつ)治療で歯の機能を補う必要があります。

インプラントと入れ歯、どちらにもメリットとデメリットがあり、どちらが良いかはお口の状態や患者様のご希望によって変わってきます。

当院では、口腔内全体のバランスを考慮して最適な補綴治療をご提供しています。違和感なくしっかり咬めることは、健やかで快適な生活を送る上で欠かせないポイントです。

インプラント治療について

インプラント治療は、歯を失った箇所の顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯冠を被せることで歯の機能と見た目を回復させる治療のことです。インプラント(英語)という言葉には「しっかりと差し込む」「しっかりと植え込む」という意味があり、チタン製の人工歯根は顎の骨と結合してしっかり固定されるため、硬い物でも咬むことができます。セラミック製の歯冠を用いることで、天然歯のような自然な見た目が手に入ります。

安心・安全なインプラント治療への取り組み

安心・安全な治療をご提供するために、当院では以下3つの取り組みを行っています。

先端医療設備による正確な診断・安全な手術
先端医療設備による正確な診断・安全な手術口腔内を3次元画像で確認できる歯科用CTを導入し、正確な診断と確実な治療に役立てています。また、55インチの大型モニターを設置したオペ室を完備。細かい箇所まで正確に目視できるマイクロスコープを用いて、専門医立会いの下に静脈内鎮静法で全身麻酔を行い、安全性の高いインプラント治療をご提供します。
歯科用CTによる正確な診断
歯科用CTによる正確な診断歯科用CTは、2次元画像のレントゲンでは確認しにくい骨の厚みや神経・血管の位置、むし歯や歯周病の進行具合などを3次元画像で正確に把握・確認できる撮影機器です。歯科用CTを使用することで診断の精度を高めることができます。少ない被曝量で短時間撮影が可能なため、患者様の身体的負担を最小限に抑えられます。
院内感染防止対策
院内感染防止対策当院ではオートクレーブ滅菌器(バキュクレーブ31B+・スーパークレーブHE330)を用いて、診療・治療に使用する器具をしっかり滅菌しています。また、オートクレーブの高温・高圧に耐えられない素材の器具は、すべてディスポーザブル(使い捨て)のものを使用。通常の歯科診療でも「医科レベル」の滅菌意識と最新滅菌設備を導入し、院内感染防止対策を徹底しています。
院内感染防止対策歯科治療に使用するタービンなどのハンドピースの医療器具の滅菌をメラクイック12+を使用し短時間で確実に行い、患者様ごとに滅菌済みの器具を使用しています。

インプラント治療の流れ

問診・カウンセリング

インプラント治療の実績豊富な当院の歯科医師が、患者様のご希望やお悩みなどを丁寧にうかがったうえで、治療内容をご説明します。わからないことがあれば、どのようなことでも気軽におたずねください。

精密検査

インプラント治療の実施が決定したら、顎の骨と口腔内の状態をレントゲンと歯科用CTで撮影し、口腔内の各種検査などを行います。

インプラント埋め込み

インプラント埋め込み口腔内に局所麻酔をした後、歯ぐきを切開してネジのようなチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込みます。この人工歯根が、新しい歯の土台になります。手術の翌日には通常の生活ができます。

オッセオインテグレーション

オッセオインテグレーションインプラントを埋め込んだら、歯ぐきを縫合してインプラントと顎の骨が結合するのを待ちます。 通常、1~3ヶ月かかります(オッセオインテグレーション)。この間は仮歯を使用して日常生活を送っていただきます。

アバットメント連結

アバットメント連結顎の骨とインプラントが結合したことを確認し、人工歯根に人工の歯冠を固定するための連結部(アバットメント)を装着します。個人差はありますが、この状態で1~6週間程度、歯肉の治癒を待ちます。歯科技工士の立ち会いのもと、被せ物を作製して装着します。

人工歯の装着

人工歯の装着人工の歯冠を作製するための型をとります。歯の形や咬み合わせを細部まで考慮して何度かテストを行い、ぴったり咬み合うように調整します。

メインテナンス

インプラントを使いはじめてから1ヶ月後に、定期検診を受けていただきます。その後は3~6ヶ月ごとにチェックを受けるようにしてください。それと同時に、ご自宅では毎日きちんとブラッシングしましょう。毎日のブラッシングと定期的な歯科検診の受診で、インプラントを長持ちさせることができます。


症例紹介

治療前

治療前 治療前

治療後

治療後 治療後

治療前

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治療後

治療後 治療後