「口」や「歯」は、人間の体の中で、ほんの小さな一部分にすぎません。
しかし、食べること、話すこと、笑うことすべてが口から始まり、その行為は高齢者にとって大きな生きがいとなります。
そこで、訪問歯科診療時には、治療に加えコミュニケーションにも重点をおき、歯に対する関心を高めていただきます。しっかり「噛んで食べる」ということが、生きがいの創造だけでなく、健康にどれだけ大きな影響を与えるかということをお伝えしていきたいと思います。
「咬む（食べる）」「飲み込む」「話す」「食いしばる（力を入れる）」など、お口は人間にとって生きていく上で欠かせない重要な体の一部です。しかし、年齢を重ねるにつれてこうした行為を満足にできなくなるケースがあります。
お口になんらかの問題があれば、多くの方はご自身で歯科医院に行かれると思いますが、中には体が不自由なために「歯科医院に通いたくても通えない」という方もいらっしゃいます。
当院の所属する健志会グループでは、そのような歯科医院に通いたくても通えないという方のために、訪問歯科診療を行っています。誤嚥性肺炎の予防や摂食嚥下のトレーニングなど、高齢者歯科診療・障がい者歯科診療について豊富な知見と経験を持った専門のスタッフが対応いたしますので、ご安心ください。歯科医院に通えないために「好きなものが食べられない」「痛みを我慢するしかない」といったことがなくなるように、親身に解決のための治療をご提案します。
訪問歯科を希望される方はこちらの訪問歯科事務局にて受け付けております。
歯科医院に通院して受ける診療とほぼ同じ内容の治療が可能です。
経験を十分に積んだ歯科医師と歯科衛生士がチームを組むことにより、快適で待ち時間の少ない診療体制を整えています。
また、歯周病、虫歯予防のためのブラッシング指導も積極的に行なっています。
医療法により、診療範囲は診療所から半径16キロメートル以内と定められていますが、その範囲は大阪市内・北大阪・東大阪・南大阪・神戸・西宮・宝塚・明石・播磨南東部・京都府南部内一部のほぼ全域に及びます。
通院のための肉体的負担はもとより、精神的負担からも開放される訪問歯科診療が、より身近にご利用いただけることと思います。
